神奈川県横浜市中区(関内駅から徒歩4分)のわらび鍼灸院です!
ここ最近、手の痺れで来院される人が増えてきております。
スマホや家事、テレワークなどで重い荷物を持つ機会が増えるなどして腕の筋肉に負担がかかり、凝った筋肉が腕の神経を締め付けることで起こる「正中神経麻痺」について今回は紹介していきます!
正中神経麻痺とは?
正中神経麻痺とは、手や指の感覚や運動を司る神経である正中神経が障害されることによって起こる病気です。正中神経は肘から手首、そして親指から薬指の半分までの動きを司っており、物を掴む、指をの曲げ伸ばしなど、細かい作業をするために重要な役割を果たしています。
日常生活に支障をきたす可能性
正中神経麻痺になると、以下のような症状が現れ、日常生活に支障をきたす可能性があります。
- 親指、人差し指、中指、薬指の半分にしびれや痛みを感じる
- 親指の付け根の筋肉が弱くなり、物を掴みにくくなる
- 指を思うように曲げ伸ばしすることが難しくなる
- ボタンを掛けたり、ペンを握ったり、細かい作業をするのが難しくなる
原因
正中神経麻痺の原因は様々ですが、主なものは以下の通りです。
- 手根管症候群:手首にある手根管という狭い場所で正中神経が圧迫されることで起こる。
- 外傷:骨折や脱臼などによる神経の損傷。
- 腫瘍:正中神経の周囲にできる腫瘍による圧迫。
- 糖尿病:糖尿病による神経障害。
治療
正中神経麻痺の治療法は、原因によって異なります。
- 手根管症候群:手首のサポーターを装着したり、薬物療法を行ったり、手術を行ったりします。
- 外傷:神経の縫合術などを行います。
- 腫瘍:腫瘍を切除します。
- 糖尿病:血糖値をコントロールする必要があります。
鍼灸でできること
当院では正中神経麻痺にたいして前腕部の筋肉の緊張を緩めることで症状の緩和を行います。
スマホが普及したことにより、猫背やストレートネックの人が増加したことを危惧する記事はよく見ますが、その一方で正中神経麻痺の人も増えてきております。
皆さんも腕や指に違和感を感じたら放っておかずに早めに医療機関にご相談ください。
◆◇◆プロフィール◆◇◆◆◇◆◆◇◆
わらび鍼灸院
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