神奈川県横浜市中区(関内駅から徒歩4分)のわらび鍼灸院です!
7月には入り暑さも強まってまいりましたね、みなさんは熱中症対策はしっかりとしておりますか?
熱中症対策として基本として水分補給が挙げられますが、実はこの時に飲む飲料にも気を付けた方がいいんです!
スポーツドリンクなどの清涼飲料水は身体への吸収が早いですが、味を調えるために人口甘味料などが入っていることが多く、それによりたくさん飲みすぎると「ペットボトル症候群」という糖尿病の一種になってしまうリスクがあります。
今回はそんな熱中症と一緒に気をつけたい「ペットボトル症候群」について紹介します!
ペットボトル症候群ってなに?
ペットボトル症候群は、甘い飲み物をたくさん飲み続けることで起こる、糖尿病の一種です。別名で「清涼飲料水ケトーシス」とも呼ばれます。
普段、私たちは食事で糖分を摂取し、それをエネルギーとして活動しています。しかし、短期間に大量の糖分を体内に取り込むと、体が処理しきれなくなり、血糖値が急上昇します。
血糖値が急上昇すると、本来糖を処理する役割を持つインスリンというホルモンが大量に分泌されます。しかし、それでも処理しきれない糖分は、脂肪やタンパク質を分解してエネルギーに変換しようとします。
この脂肪やタンパク質が分解される過程で、ケトン体という物質が発生します。ケトン体が体内に大量に蓄積されると、血液が酸性に傾き、様々な症状が現れます。これがペットボトル症候群の正体です。
ペットボトル症候群の症状
ペットボトル症候群の主な症状は以下の通りです。
- 喉の渇き
- 多尿
- 倦怠感
- 頭痛
- 腹痛
- 嘔吐
- 意識障害
これらの症状は、糖尿病の典型的な症状とほぼ同じです。しかし、ペットボトル症候群は糖尿病と異なり、短期間で急激に発症することが特徴です。
ペットボトル症候群になりやすい人
ペットボトル症候群は、10代から30代の男性に多く見られます。これは、この世代の男性がスポーツドリンクや清涼飲料水を大量に飲む傾向があるためと考えられています。
また、肥満や糖尿病の家族歴がある人も、ペットボトル症候群になりやすいと言われています。
ペットボトル症候群の予防
ペットボトル症候群を防ぐためには、甘い飲み物を控えることが最も重要です。特に、スポーツドリンクや清涼飲料水は糖分が多く含まれているので、注意が必要です。常飲する場合は2倍に薄めるなどして身体へ摂取する糖分を減らすなどの工夫をするとよいでしょう。
水分補給は水や麦茶など、糖分の少ない飲み物で行いましょう。また、食事にも気を配り、糖質の摂取量を控えめにすると良いでしょう。
まとめ
ペットボトル症候群は、甘い飲み物を大量に飲むことで起こる糖尿病の一種です。主な症状は、喉の渇き、多尿、倦怠感などです。予防するには、甘い飲み物を控えることが重要です。
熱中症対策として水分を摂ることは大事ですが、その際には糖分にも気を配りましょう!
なるべく普段はお水やお茶などで水分補給をして、運動や外出などでたくさん汗をかいたらスポーツドリンクを飲むといった使い分けをして、身体を労わってあげましょう!
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