神奈川県横浜市中区(関内駅から徒歩4分)のわらび鍼灸院です!
危険なくらい暑い日が続いておりますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
暑さもそうですが、仕事量も増えてくるこの時期は肩を痛める人が増えてくる時期でもあります。今回は肩の痛みの中でも有名な「五十肩」について紹介していきます!
五十肩ってどんなもの?
五十肩は、肩の関節周りの組織が炎症を起こす病気です。40代後半から50代に多く発症するため、こう呼ばれていますが、実際には30代でも60代でも起こります。
主な症状は、以下の通りです。
- 肩の痛み:じっとしていてもズキズキ痛んだり、動かすと鋭い痛みが走ったりします。特に、腕を上げたり、後ろに回したりするのが辛くなります。
- 肩の動きの制限:痛みのため、腕を思うように動かせなくなります。衣服の着脱や髪を梳かすなどの日常生活動作にも支障が出ます。
五十肩は、原因がまだ完全には解明されていません。しかし、加齢による肩関節の老化や、運動不足、 ストレスなどが関係していると考えられています。
五十肩の3つの段階
五十肩は期間の長い症状で、一般的に以下の3つの段階に分かれます。
1. 凍結期
- 最も痛みが強い時期です。
- 数週間から数ヶ月続きます。
- 肩の動きが著しく制限されます。
2. 肩関節包癒着期
- 痛みが徐々に治まってきます。
- 肩の動きの制限が少しずつ改善されます。
- 数ヶ月から1年ほど続きます。
3. 解凍期
- 痛みと動きの制限がほとんどなくなります。
- 数ヶ月から1年ほど続きます。
五十肩の治療法
十肩の治療法はそれぞれ段階によって異なります。
自然治癒の例もありますが、放っておくと数年にも及ぶほど長引いてしまうのでケアをして期間を縮めるのがおススメです。
凍結期
- 痛みを抑える:消炎鎮痛剤や鎮痛剤を服用したり、局所注射を受けたりします。
- 炎症を抑える:アイシングや温熱療法を行います。
肩関節包癒着期
- 動きの制限を改善する:理学療法を受け、ストレッチや運動を行います。
解凍期
- 日常生活動作をスムーズに行うための訓練:理学療法を受け、日常生活動作に必要な動きを練習します。
五十肩の予防法
五十肩を完全に予防することはできませんが、以下の点に注意することで発症リスクを減らすことができます。
- 適度な運動をする:ウォーキングや水泳などの有酸素運動や、肩周りのストレッチをしましょう。
- 猫背を改善する:猫背は肩こりを招き、五十肩の原因となります。背筋を伸ばして正しい姿勢を心がけましょう。
- ストレスを溜めない:ストレスはホルモンバランスを乱し、五十肩の発症リスクを高めます。適度にストレスを発散しましょう。
鍼灸療法では
五十肩に悩まされて鍼灸治療を受ける人は多くいらっしゃいます。
というのも五十肩はWHO(世界保健機関)定めている病気でもあるからなのです!
実際に当院にも五十肩の治療目的で来院される人もいらっしゃいます。
五十肩に対し鍼治療を行うと、回復の期間が早まります。
五十肩は期間の長い病気でありますが、鍼治療は筋肉の緊張・炎症を緩め回復力を促すため何もしないでいるよりも期間を短縮させるのです。
スマホやデスクワークなどで肩への負担が増える現代社会、皆さんもコリや違和感はそのままにせず、身体に根付かないうちに早めにケアをして予防しましょう!
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