神奈川県横浜市中区(関内駅から徒歩4分)のわらび鍼灸院です!
10月も終わりに近づいている今日この頃、秋の花粉症のご相談を受けることが多くなってきました!実は、鍼施術の中には鼻詰まりや目のかゆみを抑える効果のあるツボもあるのですが、今回は「花粉症と鍼」について紹介していきます!
花粉症ってそもそも何?
花粉症は、花粉という小さな粒子が原因で起こるアレルギーの一種です。アレルギーとは、ある特定の物質に対して体が過敏に反応してしまうことです。花粉が鼻や目の中に入ると、体が「これは危険なものが来た!」と勘違いして、くしゃみや鼻水などの症状を出してしまうんですね。
春のイメージが強いけど、秋にも花粉症?
はい、そうです。一般的に花粉症というと春のスギやヒノキの花粉をイメージする人が多いですが、秋にも花粉症の原因となる植物がたくさんあります。代表的なのは、ブタクサやヨモギといった草の花粉です。
秋の花粉症の特徴
春の杉やヒノキの花粉と比べて秋の草の花粉は以下の違いがあります。
- 飛散する距離が短い: スギ花粉のように遠くまで飛ぶことはなく、近くの草むらなどにいるときに吸い込むことが多いです。
- 症状: 春の花粉症と同様に、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどが起こります。
- 症状が出やすい時期: 一般的に8月から10月頃がピークです。しかし、ここ最近は残暑の長引きなどにより、時期が遅くにずれてきているように感じます。
秋の花粉症の原因となる植物
秋の花粉症を引き起こす主な植物は、
- ブタクサ: 道端や空き地によく生える背の高い草で、夏から秋にかけて黄色い花を咲かせます。
- ヨモギ: 草餅に使われる草で、道端や空き地、河川敷などによく生えています。このヨモギは花粉症を引き起こす一方で薬草としても使われており、漢方薬の材料やお灸の材料にもなるのです。
これらの植物の花粉が空気中に飛散し、それを吸い込むことでアレルギー反応が起こります。
花粉症のメカニズム
- 花粉を吸い込む: ブタクサやヨモギの花粉を鼻や口から吸い込みます。
- 体が反応: 体は花粉を「敵」と判断し、アレルギー反応を起こします。
- 症状が出る: ヒスタミンという物質が分泌され、くしゃみ、鼻水、目のかゆみなどの症状が出ます。
イメージとしては、花粉が体の中に侵入したときに、体がパニックになって、くしゃみや鼻水でそれを追い出そうとするような感じです。
鍼灸治療でできること
鍼灸治療の中には鼻詰まりや目のかゆみを抑えること効果があります。というのも鍼を刺した時の刺激には血流を促す効果と副交感神経を優位にする効果に加え、炎症を抑える効果もあります。この炎症を抑える効果によるアレルギー反応により炎症を起こしている鼻や目を整え、それにより花粉症の症状を抑えることができるのです!
最近では眠気を誘わない花粉症の薬も世に出てきていますが、鍼灸治療では身体の反応による回復力を高めるものなので眠気が出にくいという違いもあります。
お仕事の場面で花粉症が辛い!けど眠気が出るのは困る、、、といった場面に鍼治療を試してみてはいかがでしょうか?
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