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台所仕事で起きやすい「正中神経麻痺」【わらび通信】

神奈川県横浜市中区(関内駅から徒歩4分)のわらび鍼灸院です!
寒くなってくると普段気にも留めない水道の冷たさが身体に影響を与えてくることもあります。今回は洗い物などで冷えてしまいがちな手による症状「正中神経麻痺」について紹介していきます!

目次

まずは、神経について考えてみよう

私たちの体はたくさんの電気信号で動いています。この信号を伝えるのが神経です。神経はまるで体の電話線のようなもので、脳からの命令を体の各部分に伝えたり、体の状態を脳に知らせたりする大切な役割をしています。
神経を電線に例えると想像しやすいかもしれません。電線が切れてしまったり、中に水が溜まってショートしてしまったりすると、電気が流れなくなってしまいまうのと同じように、神経がダメージを受けると脳からの信号が手まで届かなくなったり、手の感覚が鈍くなったりするのです。

正中神経ってどこにあるの?

正中神経は腕の中を通り手のひらまで伸びている神経の1つです。この神経は、手首の動きや親指から中指にかけての感覚を司っています。

正中神経麻痺ってどういうこと?

正中神経が何らかの原因でダメージを受けると、神経がうまく働かなくなります。これが、正中神経麻痺です。

なぜ正中神経がダメージを受けるの?

正中神経がダメージを受ける原因は様々です。

  • 手首の使いすぎ: パソコン作業や家事など手首を同じ姿勢で長時間使い続けると、正中神経が圧迫されてダメージを受けることがあります。寒い時期ですと洗い物などで手が冷やされ、ダメージが抜けにくい状態になるため冬は特に起きやすくなります。
  • ケガ: 手首の骨折や切り傷など、直接的な外傷も原因となります。
  • 病気: 糖尿病や関節リウマチなど、他の病気によって神経が圧迫されることもあります。

正中神経麻痺になるとどうなるの?

正中神経麻痺になると、以下のような症状が現れることがあります。

  • しびれ: 親指から中指にかけて、手や指がしびれる感じがあります。
  • 痛み: しびれとともに痛みを感じることもあります。
  • 力が入らない: 物を握ったり、細かい作業をするのが難しくなります。
  • 筋肉が痩せる: 親指の付け根の筋肉が痩せて、親指が他の指から離れてしまうことがあります(猿手)。

どうすればいいの?

正中神経麻痺の治療法は、原因や症状によって異なります。

  • 原因となる病気の治療: 糖尿病や関節リウマチなど、他の病気が原因の場合は、まずその病気の治療を行います。
  • 薬物療法: 炎症を抑える薬や、痛みを和らげる薬などが処方されることがあります。
  • 手術: 神経を圧迫している部分を切り開いたり、神経を繋ぎ直したりする手術を行うことがあります。
  • リハビリテーション: 手の機能を回復させるためのリハビリテーションを行います。

鍼灸治療では

当院にも「正中神経麻痺」で来院される人がいらっしゃいます。
その多くの人が家事仕事でふとした拍子に痛むようになり、気が付けば力が入りづらいといった状態になっていました。

日常で「正中神経麻痺」になる人の多くは疲労による筋肉の緊張由来によるもので、緊張した神経により神経が圧迫されて引き起こされます。そういった状態の人には腕回りの筋肉の緊張を緩めてあげると症状の緩和が期待できます。

寒くなってくると普段の動作でもケガをするリスクは上がってきます。
特に水を触るなどの台所仕事では腕回りの血流が滞り、「正中神経麻痺」などを引き起こしやすくなります。

痺れは自覚しにくい症状ですが強くなると動かすのも辛くなってしまいます。
そうならないように小さな違和感のうちに治療を受けてるのがおすすめです。

◆◇◆プロフィール◆◇◆◆◇◆◆◇◆
わらび鍼灸院
-鍼灸・漢方オリジナル療法-
〒231-0013
神奈川県横浜市中区住吉町1-1
第3柳下ビル502
TEL:045-394-3108

最寄り駅~関内・みなとみらいエリア~
JR根岸線関内駅:徒歩4分
みなとみらい線日本大通り駅:徒歩4分
みなとみらい線馬車道駅:徒歩7分
◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆

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