ここ最近単なる偶然なのか片頭痛に悩まされている方を診る機会が多く、片頭痛の患者が増加傾向にあるという話を思い出しました。今回は多くの方が悩む片頭痛について紹介していきます。
片頭痛とは
片頭痛は、頭の片側に激しい痛みと吐き気、嘔吐、光過敏、音過敏などの症状を伴う神経系の病気です。日本では人口の約15%が片頭痛に悩んでいると言われています。
片頭痛の原因はまだ完全には解明されていませんが、脳内の血管の拡張や収縮、神経伝達物質の異常などが関与していると考えられています。
予防のために
片頭痛の予防には生活習慣の改善が効果的です。
以下のことに気をつけて生活習慣を改めてみましょう。
十分な睡眠をとる
睡眠不足は、片頭痛の誘発因子の一つとされています。睡眠不足により脳への酸素供給量が減ってしまいホルモンバランスが乱れて痛みが出るとされています。十分な睡眠をとることはそれだけで片頭痛の予防につながります。
適度な運動をする
健康における基本中の基本、適度な運動は血行を良くして、ストレスを解消する効果があります。運動は週に3〜4回、30分程度行うようにしましょう。短くてもいいので動かしてあげることが大切です。
規則正しい食事をとる
身体は食べたもので創られます。食事を抜いたり、不規則に食事を摂ったりすると、血糖値の乱れが生じ片頭痛の誘発因子となります。規則正しい食事を心がけましょう。
水分を十分に補給する
水分不足は血管の収縮を招き、片頭痛を誘発することがあります。冬は特に乾燥して身体の水分が奪われやすい時期です。こまめに摂取して1日1.5〜2リットル程度を目指しましょう。
ストレスを溜めない
何においても不調のもと、ストレスは片頭痛の誘発因子の一つです。ストレスを溜めないように、趣味やリラクゼーションなどで心身をリフレッシュするようにしましょう。
鍼灸治療が与える片頭痛の影響
片頭痛に対しての鍼灸治療は、大きく分けて2つの目的があります。
1つは、発作を抑えることです。鍼灸治療によって、脳の血管や神経の異常を改善することで、片頭痛の発作を抑える効果が期待できます。
もう1つは発作を予防することです。鍼灸治療によって自律神経のバランスを整えることで、片頭痛の頻度や重症度を減らす効果が期待できます。
片頭痛に対する鍼灸治療の効果はいくつかの研究で確認されています。
2016年に行われた研究では、片頭痛患者を2群に分け、1群には鍼灸治療、もう1群にはプラセボ治療を実施しました。その結果、鍼灸治療を受けた群では、片頭痛の発作の頻度と重症度がプラセボ治療を受けた群よりも有意に改善されました。
2020年に行われた研究では、片頭痛患者を3群に分け、1群には鍼灸治療、もう1群には薬物治療、もう1群には両方を組み合わせた治療を実施しました。その結果、鍼灸治療と薬物治療を組み合わせた治療を受けた群では片頭痛の発作の頻度と重症度が単独の治療を受けた群よりも有意に改善されました。
これらの研究結果から片頭痛に対しては、鍼灸治療を単独で行う、または薬物治療と組み合わせて行うことで効果的な治療が期待できることがわかります。
まとめ
偏頭痛に対する効果は研究でもそうですが、WHO(世界保健機構)も認めております。
針と聞くと怖く感じる方もいらっしゃいますが、施術に使われるのは髪の毛よりも細いものです。
片頭痛は適切な治療と予防によって、症状をコントロールすることができます。
片頭痛の症状に悩んでいる場合は、是非ご相談ください。
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