神奈川県横浜市中区(関内駅から徒歩4分)のわらび鍼灸院です!
厳しい暑さが続く毎日、エアコンが効いた部屋で過ごす時間はまさに至福のひとときですよね。
しかし、快適に過ごしているつもりがなんだか体の調子が悪い…肩が凝る、体がだるい、頭が痛い、お腹の調子が悪い…。そんな不調を感じたことはありませんか?
実はそれ、冷房によって引き起こされる「クーラー病」かもしれません!今回は知らず知らずのうちに陥ってしまうかもしれない夏の意外な落とし穴「クーラー病」についてその原因と対策を一緒に見ていきましょう!
クーラー病ってどんな状態?
「クーラー病」は医学的には「冷房病」や「自律神経失調症」の一種と考えられています。エアコンの効いた涼しい場所と、一歩外に出たときの猛烈な暑さ、この急激な温度差に体がついていけず自律神経のバランスが乱れてしまう状態を指します。
自律神経とは私たちの意志とは関係なく心臓を動かしたり、汗を出したり、体温を調節したりと、体の機能を自動的にコントロールしてくれる神経のことです。
- 例えるなら「体のエアコン」が故障した状態 私たちの体、暑い時には汗をかいて熱を逃がし、寒い時には血管を収縮させて熱を逃がさないようにするなど、自律神経がコントロールする「体のエアコン」機能を持っています。 しかし、室内外の激しい温度差が続くとこの「体のエアコン」がどう対応すればいいか分からなくなり、うまく機能しなくなってしまうのです。
この機能不全が様々な不調となって私たちの体に現れてきます。
クーラー病の主なサイン
もし、夏に以下のような症状が続くようであれば、クーラー病のサインかもしれません。
- 体の冷え、手足のむくみ 冷たい空気にさらされ続けると、手足の血管が収縮して血行が悪くなります。その結果、末端まで血液が届きにくくなり、冷えやむくみを引き起こします。
- 肩こり、首こり、頭痛 体の冷えによって筋肉が硬くなり、血行が悪くなることで、肩や首の凝りがひどくなったり、緊張型頭痛を引き起こしやすくなります。
- だるさ、疲労感 自律神経が乱れると、体のエネルギー消費が無駄に増えたり、睡眠の質が低下したりして、常にだるさや疲労感を感じやすくなります。
- お腹の不調 冷たい空気でお腹が冷えると、内臓の働きが悪くなります。食欲不振、下痢や便秘などのお腹の不調にも繋がることがあります。
- 風邪のような症状 自律神経の乱れは、免疫力の低下にも繋がります。夏なのに喉が痛い、鼻水が出るなど、風邪のような症状が出やすくなることがあります。
クーラー病を予防・改善するための対策
クーラー病は、ちょっとした心がけで防いだり症状を和らげたりすることができます。今日からできる簡単な対策をご紹介します。
1. 体を冷やしすぎない工夫をする
- 薄手の上着やひざ掛けを活用する オフィスや電車など、冷房が効きすぎている場所では、カーディガンやストールなどを羽織り、直接冷気が当たらないようにしましょう。
- 首元や足首を温める 首や足首、お腹など、冷えやすい部分を冷やさないようにすることが大切です。靴下を履いたり、ひざ掛けで下半身を温めたりするだけでも効果があります。
- 温度設定を見直す エアコンの温度は、外気との差を5℃以内にするのが理想的とされています。室温は26~28℃を目安に設定しましょう。
2. 適度な運動で血行を促す
- ストレッチや軽い体操をする 座りっぱなしでいると血行が悪くなります。デスクワークの合間などに、首や肩を回したり、ふくらはぎを伸ばしたりするだけでも効果があります。
- ぬるめのお風呂にゆっくり浸かる シャワーだけで済ませず、38~40℃くらいのぬるめのお湯にゆっくり浸かると、全身の血行が良くなり、自律神経も整いやすくなります。
3. 食事や生活習慣を見直す
- 冷たい飲み物・食べ物を摂りすぎない 冷たいものばかりを摂ると、内臓が冷えてしまいます。温かい飲み物やスープなども食事に取り入れましょう。
- 体を温める食材を摂る ショウガ、ニンニク、ネギなど、体を温める効果のある食材を積極的に摂るのもおすすめです。
- 十分な睡眠をとる 睡眠不足は自律神経の乱れを悪化させます。質の良い睡眠を確保することが大切です。
鍼灸でできること
鍼灸治療には自律神経を調整する効果があります。
特に、温度の変化に敏感な自律神経にはお灸による熱刺激によって疲弊した神経を回復することができます。
クーラー病は現代の酷暑ではどうしても起きてしまうものです。それでいて、目に見えての不調というよりかは疲労の範囲で収まるようような判断の難しいときもあります。しかしながら、そういったちょっとしたサインに気づき対応していくことが健康への道でもありますので、皆さんもしっかり意識して夏を健康にお過ごしください!












