年末に向けて仕事が忙しくなるこの時期、郵送業やデスクワーカーの方が来院することが多くなってきています。そして、いらっしゃる人の多くが肘周りの痛みに悩まされての物でした。今回は肘周りの痛みがでる病気「テニス肘」について紹介します。
テニス肘とは
テニス肘は肘の外側(親指側)に痛みが出る病気です。正式には「上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)」といいます。
原因
テニス肘の原因は、手首を伸ばす筋肉の腱(けん)に繰り返し負担がかかって炎症を起こすことです。
手首を伸ばす筋肉は肘の外側の骨(上腕骨)に付着しています。この筋肉の腱に繰り返し負担がかかると、骨に付着する部分が少しずつ傷ついてしまいます。傷ついた部分が修復される際に炎症と痛みが起こるのです。
テニス肘は、テニスをする人に多く見られるのでその名前が付いています。しかし、テニスをする人だけでなく以下のような人にもテニス肘になる可能性があります。
• パソコンやスマートフォンを長時間使う人
• 重い荷物を持ち上げる人
• 楽器を演奏する人
症状
テニス肘の症状は肘の外側から前腕にかけての痛みです。痛みは手首を伸ばす動作や、物を持ち上げる動作、タオルを絞る動作などによって起こります。この痛みは動作時に出るもので動かさないでいるとあまり感じません。
治療
テニス肘の治療は炎症を抑えて腱の修復を促すことです。軽度のものは、安静にして痛み止めや湿布などだけで回復します。しかし、中等度よりも重度の場合は、理学療法や手術などの治療が必要になることがあります。
理学療法
理学療法では、患部の炎症を抑えるため冷却やマッサージなどの治療を行います。また、患部の筋力を強化して再発を防ぐための治療も行います。
軽度から中等度のテニス肘には鍼灸治療が効果的であるといわれています。
鍼灸治療はテニス肘の原因である炎症を抑えて、腱の修復を促す効果が期待できます。血行促進による炎症の抑制、鎮痛作用による痛みの緩和、筋肉の緊張の緩和による腱への負担の軽減、自律神経の調整による全身のバランスの改善、これらの効果と運動療法を組み合わせることで患者にかかる負担を少なくして回復を促します。
手術
手術は腱が剥がれているなどの状態が重い場合に行われます。剥がれた腱を縫い付けたり、腱の付着部を修復したりします。
予防
テニス肘を予防するには、手首を伸ばす筋肉に負担をかけないように注意することが大切です。
具体的には、以下のことに気をつけましょう。
- 手首を伸ばす動作を繰り返し行う場合は、こまめに休憩をとる。
- 手首を伸ばす動作を行う前にストレッチなどで筋肉をほぐしておく。
- 手首の負担を軽減するサポーターなどを使う。
仕事も忙しくなり、掃除などでも手首への負荷が大きくなる時期です。痛みが辛くなる前にケアをして無事に年末を乗り切りましょう。
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